COLUMN
2021.07.25
森林の再生と循環型社会を目指して
日本は世界第3位の高い森林率
国土全体に占める森林の割合を森林率と言いますが、日本はOECD加盟国においてフィンランド、スウェーデンに次いで世界第3位の高い森林率を誇る国です。
世界の森林面積は1990年以降の30年間でおよそ1億7800万ha(日本の国土の約5倍)が減少する一方、日本は国土の3分の2が森林で、林野庁が公表する「森林資源の現況調査」においても50年以上にわたり、およそ2500万haで推移しています。
さらに、森林資源量の目安となる森林蓄積(樹幹の体積)は、50年前と比較して約3倍の52億m3と増加しています。まさに、森林大国ニッポンと言えるでしょう。