家具について

オーダーメイドの強みとは? 一から設計した本当の強さ

設計者

オーダーメイドはお客様の望むものを一からつくるだけでなく
私たち家具屋も当たりまえですが一からつくります。
この「一から」は何のことだと思いますか?
家具をつくる前が一番大変。
それは「設計」です。
例えば撓み計算。本を並べた途端に撓んだ経験、ありませんか?
A4サイズの本を90㎝並べただけでもなんと34㎏!
これを撓まない、または最小限の撓みに抑える必要があります。
あらゆる弱さを未然に防ぐ予防薬、それが「設計」です。

  1. いろいろな計算から導いた答え(強度、撓み、ねじれなど)
  2. 実地使用者の生きた情報(使った人にしかわからないこと)
  3. 繰返し試験データ(計算と情報から作った設計の確かめ作業)

ものづくりの内側には、たくさんの目には見えないものが隠れているのです。
計算式での値は実測値と異なるのでそのままデータにはなりません。
そこで使用条件と全く同じサンプルを作り撓みを実測することから始めます。
データは数日から1年に及びます。1年経過時90㎝間口の棚で最大撓み3㎜以内に
強度の保てる材種、板厚などを探り出します。
これらを導き出す膨大な基礎データこそ「一から設計した強さ」の証明なのです。

強さの秘密は? ホゾ組による有効接着面積の大きさです

設計の計算式
ホゾ組

ナガサワでは、1つ1つの家具にあった構造でもの作りをしています。
椅子や収納棚などで多く使われているのが、ホゾ組です。
量産品で多く採用されているダボ構造と比較すると、ホゾ組は組立におよそ
10~20倍の時間がかかります。
しかし、ホゾ組にすることで有効接着面積を大きくとれ、強度をだすことができます。
ホゾ組の有効接着面積は、なんとダボ組の約7.6倍もあるのです!

応力を考えて設計した抽斗

ナガサワ仕様:鳩尾組継ぎ

抽斗は応力(力がかかる方向)を考えて設計しています。
抽斗の前板と側板の接合部は、鳩尾組接(ダブテール)というホゾの先端を根本より広くし
長手方向に一定の傾斜をつけた組接とすることで、抜けにくい構造としています。
厚い底板は、接着材だけでしっかりと固定しています。

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